思い出として贈ったり使ったり
私は10年ほど前、息子が生まれた際に、オリジナルタオルをつくりました。マタニティハイみたいなのもあったと思いますが、息子の名前や、「こんな感じの絵を入れてほしい」といったアイデアをもとに、ネットショップでオリジナルのタオルのオーダーをしました。まだ今ほどたくさんの受注先がなかった当時でしたが(私が知らないだけかもしれませんが)、タオルの種類、サイズ、縁のカラー、メインのカラー、名前や絵を入れる場所など、いろいろなことをユーザーが決めることができたのが、とてもテンションが上がったというか嬉しかった記憶があります。もちろん、好きな絵を入れてOKといえども、アニメのキャラクターなどの著作権系のものは、オリジナルでのオーダーはだめだということでした。そういう部分でも、きちんとした会社だったのだろうなと思います。タオルは、出産祝いをくれた身内を中心に、ほかの食べ物のギフト(内祝い)などと一緒に贈ることにしました。名前入りのものとかは迷惑だ、という話も一般的に聞いたことがありますが、タオルなら、ロゴ程度のサイズの名前だし消耗品として使ってほしいなと思い、贈りました。が、結局身内たちは、なんとなく使えずとってくれている人もいるようです。私は子どもが幼稚園時代に、水泳などでタオルがいるときに、字が読めるようになった子ども本人のもちものとして、タオルを使いました。保存用は今はどこに置いていたか忘れてしまいましたが、家のどこかにあります。記念に作って良かったなと思う製品でした。